青空ちゃんギャラリー
苦しい工作その21-空冷VWヘッドライトをHIDからLEDへ換装(1)
※この記事は2020年3月に作業した内容を元に作成されております。
2011年、青空ちゃんのヘッドライトをハロゲンからHIDへ換装し、夜間走行も光量アップで田舎道の走行もかなり安心出来るようになりました。
そこから時は流れ、あまり夜間走行する機会が減ってきたある日の事。どうもヘッドライトが暗いような気がしたのです。
確認したところ、ヘッドライトが片側点いていない状態になっておりました。接触不良が考えられたため、コネクタなどの配線を点検し、再度付くようになり、ひとまず安心していたのですが、そこから数ヶ月後、車屋さんに何かの修理か、車検だったかは忘れましたが、青空ちゃんを預けたところ、ヘッドライトが点かないときがあった、という報告を受けました。
しかしながら、中々症状が出ない…。とはいえ、車屋に預ける前にも症状が出た事はあるため、今度症状が出たら、対策をしなければならないと感じました。
しばらくしたある日、やはり片側が点灯しない。考えてみればHIDへ換装してすでに8、9年位経っているわけで、バルブの寿命を考えると良く今まで持ちこたえたなぁと思います。
ではバルブが悪いのか、それともバラスト側なのかを確認するために、左右入れ替えてみたところ症状変わらず。そうなるとバラスト側等の可能性が高いと判断しました。
そこで1つ問題点として、今やHIDは主流では無く、LEDの時代、という事です。当時の購入元で供給状態を確認したところ、まだ補修用のバラストは在庫限りという形で販売されてはいました。ただし、ハーネス自体、青空ちゃんに合わせるために途中で切った貼ったしていますので、その辺りもちょっと不安。
今後の部品供給を考えると、今使っているHIDを使い続ける事は厳しいかもしれないと判断しました。
結論が出たところで、ヘッドライトをLEDへ換装する事としました。賛否両論あるとは思いますが、ハロゲンに戻るのは流石にさけたいです。
さて、今回は工作と言えるほどのものではないですが、配線いじりましたので、いつものお約束。
注意!
このページを見て真似をしたことで起きたトラブル等は当方では一切責任を持ちかねます。各個人の責任の元で作業してください。
LED化するにあたり、特殊な配線となっていたヘッドライトを、通常のH4バルブ仕様の配線に戻します。今回は細かい事は載せませんが、写真で映っているバラスト等のHID用の配線を撤去し、H4用のコネクタ配線を引き直します。
HID化する前に一時的に行っていたように、ヘッドライトの電源はリレーを使って直接バッテリーから引っ張るようにします。
しかしながら配線汚いです。今回は少しすっきり出来そうですね。
LEDバルブを発注はしたものの、まだこの段階では届いていませんので、一時的にハロゲンランプを取り付けます。
写真は右側ですが、左側も配線は作業終わらせておきます。
今回購入したのは写真のものです。Amazonで購入。金額は5千円弱程度。
FLAT4で販売しているLEDキットはなかなかの金額だったことと、当時在庫切れだったことも有り、候補から外しました。
ちなみにもっと安いものもありましたが、今回はコネクタ直付け出来るタイプで、コネクタ側の出っ張りがなるべく少ないもの、というところで選定しました。
正直、この商品もフェンダーのライト室に干渉しないかどうかは賭けではありましたが…。
ハロゲンランプとの比較です。今現物で測ったわけではありませんが、写真のハロゲンより、目測5mm位後に飛び出ます。
ソケット端子までの長さではそこまでの差は無いのですが…。