青空ちゃんギャラリー
ヒーターワイヤーの交換
実は私が初めて自分の手で修理したのはこのワイヤー交換です。10数年ぶりに交換する羽目になったので、紹介しましょう。
と、言ってもこのタイプは’64年モデルまでのヒーターコントロールノブ仕様のもので、それ以降のレバー式の物は私は知りませんので、参考程度でしょうかね。
注意!
このページを見て真似をしたことで起きたトラブル等は当方では一切責任を持ちかねます。各個人の責任の元で作業してください。
写真は撮ってませんが、このようにコントロールノブ(ヒーターコック)を引き抜くためにはまず、下へ潜って、ヒートエクスチェンジャー側の金具を外す事になります。
つづいて、ノブの根本のリングを廻して完全にノブ本体が浮き上がってしまえば写真のように引っ張って抜けてきます。
引っ張り出したコントロールノブとワイヤー。写真が小さくて解りづらいですが…。
写真のようにピンを抜くとワイヤーが外れます。
使用するのは市販のピアノ線です。(笑)初めて交換したとき教えてもらいました。 サイズは0.9mm。本物のヒーターワイヤーは先端が太い金具になっていて(確か記憶によると・・・)ヒートエクスチェンジャー側ではさむ金具の穴に丁度良い太さになってます。ピアノ線は先端も当然同じ太さなのでエクスチェンジャー側の固定金具についているボルトでは短くて固定出来ない可能性もあります。その辺りは後述します。
ピアノ線を同じ長さに2つ折りします。写真のようにピンを差し込んで固定するので、がっちり折り曲げないで適度なRを持たせた方が良いかもしれません。