青空ちゃんといっしょ
第4回小樽クラシックカー博覧会参加レポート その4
ここからちょっと別の趣味の世界へ突入です。
今年修復が完了したという、1885年建築の機関車庫三号。現存する国産最古の機関車庫だそうです。子供の頃よく連れてきてもらったのですが、古びたこの建物、幼心に恐怖を感じておりました。寂しそうで怖い、という表現が正しいでしょうか・・・。それだけ修復前の姿が老朽化激しかったのでしょうかね。
30号機関車!ご無沙汰してました。元気そうです。正式には7150形大勝号というらしい。(鉄道が国有化された後の名前だそうですが。)
国産2台目で、現存する最古の機関車。1895年製です。クラシックなデザインがとてもファニーです。(意味不明?)
後ろ姿。金色のピンストライプ?が上品さを醸し出しております。
これなに??と思ってしまいましたが、キ800形という除雪車の一種だそうです。正式にはマックレー車。
ラッセル車で何度も除雪すると、線路の両側に壁のように雪が積もってしまうので、この車両の両側面の部分を仰木形に広げて(それで合ってる??)雪壁を線路中央に削り集めて、後ろからやってきたロータリー車が遠くへ飛ばすという作業をするらしいです。
おそらく昔から鉄道記念館に保存されていたとは思うのですが、ほとんど記憶にないです。まあ、子供心をがっちりつかむような形ではないでしょうが・・・。(逆に恐ろしいかも。)
後ろ姿はこんな感じ。古い蒸気機関車の炭水車を改造して作られたらしいです。自走はもちろん出来ません。機関車に牽引してもらうようです。
インパクト抜群のキ600形ロータリー車。幼少時代、怖くてたまらなかった記憶があります。薄暗い古い機関車庫の中にひっそりとたたずむ姿が、本当に悲しそうでした。
その頃のトラウマがあるのか、未だにちょっと車庫内は恐ろしいのですが久々に見られたので、がんばって撮影しました。
後ろ姿。一瞬こいつ単体で走り出しそうですが、ボイラーはあくまでも前にある巨大なロータリーを回すためのもので、後ろから機関車で押して走るらしいです。炭水車はどこかに保管されているかは解りませんが、車庫内では外されております。
一方、私はパラソルの下でリボン・ナポリンを飲みながらくつろいでおりました。
総合博物館の室内には、今回紹介しませんが、しずか号も保管されています。昔は機関車庫に保管されていたんでしたっけ??
今回参加されていませんでしたが、ハフリンガーのオーナーさん夫婦が遊びに来てくれました。ありがとうございます。またお会いしましょう!!
こうして、今年の小樽クラシック博覧会は無事に終了しました。スタッフの方、参加された方、お越しいただいた方、本当にお疲れ様でした。
また来年可能であれば、お会いできれば良いな、と思います。
おわり