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青空ちゃんギャラリー

苦しい工作 番外編-車庫のシャッター錠交換

 この記事を書いている2023年5月現在、我が家の車庫は、30年前に増築したのですが、元々あった車庫は50年前に立てられました。

 その当時からシャッターの鍵は変わっていませんので、かなり年季が入っております。最近どうも鍵穴の調子が悪くて、だましだまし開け閉めしていたのですが、遂に鍵穴が廻らなくなってしまいました。

駄目元で分解してみた結果中のシリンダー部分がもうだめになっているので、錠自体を交換しなければならないことが判明しました。

注意!
このページを見て真似をしたことで起きたトラブル等は当方では一切責任を持ちかねます。各個人の責任の元で作業してください。


交換前のシャッター錠 恐らく一度も交換したことがないシャッター錠です。三和シヤッター製と思われます。
 型番は不明で、同じような錠を検索して探しましたがヒットせず。近い構造のものだと、水圧錠と呼ばれる(型番:KS-SWP)ものが、取付ネジ位置が同じ?ような気がしますが、両端の外錠ラッチという部品を結合させる溝が収まる部分が異なるので、内部構造一緒で部品が外せる構造になっていたら、連結部分を元の部品と入れ替えるといった事すればもしかしたら、KS-SWPを取り寄せようかとも思いました。

 ただ、お値段がそこそこ良い値段だったので、取り寄せして部品入れ替えできなかったらどうしようか、といういつもの心配性が炸裂してちょっとおいそれと手が出せません。

 色々調べた結果、株式会社フキという会社から出ている、ユニバーサルシャッター錠「TLH-54」という物があって、文化シャッター、三和シャッター、カワカミ等のシャッター錠に対応しているそうです。但し、詳しく調べていくと、各社6種類に対応と言うことで、例えば三和シヤッターの全ての錠に対応しているわけではない、ということなのです。

 メーカーページの寸法表とにらめっこして、何とか行けるかな~、最悪若干加工すればどうにかなるかな~、という気持ちになったので、価格も三和シャッターのKS-SWPより安いですし、加工の難易度ではせいぜい固定するネジ穴を開け直すくらいと思われるTLH-54を選んでみました。


互換錠と元の錠比較 早速届いたので形状を比較。
 案の定取付用のネジ穴が合わない…。無加工で行けそうかな、とは一瞬思ったのですけどね。


位置決め TLH-54の取付プレートを外して位置確認。どれくらいネジ穴広げれば固定できるかなどを確認しました。
 鍵穴部分の大きさも、元の錠より一回り小さく、隙間ができてしまいますのでちょっと考えます。


PPシート加工しスペーサー作成。 余っていたPPシートを加工してスペーサを用意。これを錠とシャッターの間に挟むことで隙間を少しでも埋めようと目論みます。
 穴の大きさは仕方が無いとして、本当は錠の取付プレートが平らな作りであれば隙間もなくはめられるのですけどね…。


プレートを固定。 上の画像ではすでに取付ネジ穴加工済の物使ってますけど、取付ネジ穴を拡張して位置を調整します。
 位置出しができたらネジ止めしちゃいます。


錠本体をネジ止め。 取付プレートをビス止めしたら、錠本体もネジ止めして固定です。
 問題はきちんと鍵の開閉が出来るかですから、動作確認を。廻すときの感触は元の錠とは同じにはならないですが、きちんと機能するようになりました。


表から見た図。 外側から見た鍵穴。そういえば元の鍵穴の写真撮影してなかったですが、まぁ良いでしょう。
 ちょっと取り付けが中心からズレてますので、時間があればもうちょっとプレート加工するかもしれません。
 機能面はバッチリ。これで暫く安心して利用出来ます。

終わり


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