VW街角ウォッチング
おまけ編 その5
あえておまけ編にしてみました。
我らのアイドル、1968年公開のディズニー映画「THELOVE BUG」の主人公、ハービーです。
知らない人のために軽く説明しますが、意志を持った’63年式フォルクスワーゲン、ハービーが繰り広げる笑いあり、涙ありのレース・コメディ映画。この作品はその後シリーズ化されて日本では3作目まで上映されたらしいですが、実際は映画5作品、テレビシリーズ1作品存在するとかしないとか・・・。(全作品がレースモノというわけではないです。)
昔は3作目までは国内で販売しており、レンタルビデオ店でもあったようですが、現在は絶版となってます。おそらくレンタル店にも、もうほとんど無いでしょう・・・。4作目は英語版のみビデオで存在していたようですが、現在アメリカ本国で手にはいるかどうかは知りません。5作目とテレビシリーズはビデオ化されていないらしいです。
さて、この写真は友人taku氏が’05年1月初旬にアメリカ旅行に行った時に撮影したモノ。噂でハービーの新作が制作中と聞いていたのですが、どうやら本当のようですねぇ。夏公開か・・・。日本でやってくれないかなぁ。
全体像・・・。あれれ、こいつなんか違うぞ。意味なさそうなエアインテークやら、リアスポイラーやら・・・。本来あるはずのラグトップ上のストライプもないぞ。いつのまにやらアイブローもついている・・・。
ポスター?がありました。
で、この女性はだれ??ジム・ダグラス(1作目のオーナー)は出てこんのかな??こいつにもエアインテーク&リアスポイラーが付いている。
さらに写真がありました。この写真を見ると、リアスポイラーの形状が違うけどついてますが、エアインテークは付いていない。しかしサイドにストライプが入ってるぞ??ホーングリルもない・・・。なんかいい加減だなぁ。
海外のHPを検索すると、なんでもNASCARに出るために改修したとか、しないとか・・・。(英語はようわからん)外観いじるのは止めてほしいよなぁ。
'05.10.10追記
8月7日に見に行ってきました。展開は読めますが、面白い映画でした。親子、カップルで楽しめますよ。この映画を見てますます、ワーゲンが好きになる人が増えると良いな。
映画やら雑誌記事を見たので写真の意味がようやく解りました。上から1、2枚目は通称PIMPハービーと言われるもので、最初ジャンクヤード(中古車屋というよりは)で買い取ったときのスタイルはノーマルのハービーだったのですが、その後レース(ストリートレースというのか、草レースとでも言うのか)に出るために改造されたバージョン。
つぎに下の2枚はNASCARで主人公マギーの兄が予選通過後クラッシュし決勝に出場困難になったため、マギーが代わりに出るためにさらにパワーアップしたという通称NASCARハービー。現代のNASCARで実際走られるようにレギュレーションを守った改修がされているということです。
本物のレース決勝前のウォームアップランで撮影許可をもらって走らせたということで、なんと最高速度は時速220.8kmを記録するワーゲンとしては化け物に仕上げたというのだからすごいですね。それでも現代の本物レースカーには勝てないでしょうけど・・・。
中段のポスターの女性は今回の主人公である、マギー・ペイトン役のリンジー・ローハンという人。私は映画には詳しくないのでアメリカでは有名なティーン・アイドルだそうです。
ちなみに1作目、3作目の主人公である、ジム・ダグラス役のディーン・ジョーンズ氏は出てこないというのがちょっと残念。
上の記事での訂正ですが、映画5作目の話が出ていますが、実際はテレビ映画らしく、劇場版ではないようです。ビデオはかつてアメリカ本国で売られていたようですが、現在は解りません。
内容&質は「最悪」と聞いていますが、こちらにはゲストでディーン・ジョーンズ氏も出ているらしく、それだけでも見てみたいですね。
気になるDVD化ですが、
「機械仕掛けのキューピッド」
品番:VWDS3949 定価¥3,360(税込)
そのほかに
「ラブ・バック コレクションBOX」
品番:VWDS3961 定価¥6,510(税込)
「ハービー/機械仕掛けのキューピッド・ラブ・バック」パック
品番:VWD3965 定価¥4,935(税込)
の3種類が’05.12.21発売決定!ただし、下の商品2つは初回限定生産品のため、予約しないと手に入れられない可能性が高いでしょう。
ラブバック コレクションBOXは1作目~3作目のセット。残念ながら4作目はDVD化されないようです。(アメリカ本国では解りませんが)
ラブバック・パックは1作目と今回の作品の2本セットです。さあ、今すぐ予約にGO!
吹き替え部が昔のビデオと同じ、ジム・ダグラス役に故・富山敬氏だったとしたら、非常にうれしいのですがどうでしょう??新たに吹き替えてないことを祈ります。
'06.05.07追記
すっかり忘れていました。吹き替え版の声優ですが、
・ラブ・バック
ジム・ダグラス(富山敬)
キャロル(一城みゆき)
ソーンダイク(池田勝)
テネシー・スタインメッツ(青野武)
・続・ラブ・バック
スタインメッツ婦人(京田尚子)
ウィロビー・ホイットフィールド(安原義人)
ニコル・ハリス(戸田恵子)
ジャドソン氏(八奈見乗児)
アロンゾ・ホーク(永井一郎)
・モンテカルロ大爆走
ジム・ダグラス(堀勝之祐)
ウィーリー・アップルゲート(緒方賢一)
ダイアン・ダーシー(島本須美)
クインシー(安西正弘)
ブーシェ警部(辻村真人)
フォンテノワ刑事(小形満)
リボー(納谷六朗)
マックス(吉水慶)
ブルーノ(大塚明夫)
ということです。公開当時のままと思われますが、ジム・ダグラス役がどうして1作目と3作目で違うのかね。3作目も富山敬氏でやってもらいたかった・・・。