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空見る三角窓

新しきものの終焉。

 1998年に発売になり、日本では翌年より販売されたニュービートル。 その歴史に幕を下ろすことが決まったようです。

 TYPE1のデザインを現代風にアレンジしたコンセプトカーが1994年に発表され、話題になった頃が懐かしく感じられます。

 発売当時、この車が何年間生産されるのかを自分なりに考えたとき10年保てば大成功だと思っていました。なぜならばニュービートルは、あくまでもその名前が付いている以上フルモデルチェンジが難しい車になってしまったからです。

 TYPE1の販売理念の1つに、「モデルチェンジのためのモデルチェンジはしない」というものがありました。ですから、TYPE1は最終試作車から基本的に変わらない形を貫けたのでしょう。しかしそれが60数年の歴史の終焉を迎えたとも言えます。

 ニュービートルは、姿形がまるっきり異なってしまっているのに名前だけ受け継がれている車と同じようなことは出来ません。これが別の名前だったならばその車名が形を変えて生き残る可能性はあったでしょう。

 現代社会は、変わらない事のすばらしさを受け入れにくい世の中なのでしょうか。変化による刺激を求めているのでしょうか。私は無意味な、見せかけの変化は好きになれません。今も昔も、そしてこれからも空冷フォルクスワーゲンを愛してやまないでしょう。

 生産終了によって、ニュービートルは本物の「不変」を手に入れることができたのかもしれません。

ニュービートルよ、永遠なれ。


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