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空見る三角窓

静かな問題?!

 最近の車は本当に静かです。交差点で止まっている車などはそばまで近づかなければエンジンがかかっているのかどうか判らない位です。
 車メーカーにとっていかに快適な車が作るかということが最大のテーマでしょう。いろいろな意味で。それはドライバーにとって快適ということでもあれば、環境にとって快適という意味もあるでしょう。でも私は以前から現代の車のあることに問題を感じています。それは最初に述べた、静かさです。

 車通りの少ない住宅地などをあるいていると、この「静かさ」は恐怖を感じます。以前は近づくまで気が付かなかったのが、最近の車に関してはへたをすると通り過ぎるまで気が付かない事があります。オーバーな表現かもしれませんが、視角に入らない場所から近づいてくる車に気が付かないということは非常に危険だと思うのです。耳で感じ取れないということは自分の身の安全を確保することが難しくなります。事故に遭ったり、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなると思います。ロードノイズはある程度の速度が出ていないと気づかないこともあり、低速で近づいてくる車に関してはかなり周りに意識を集中していないと判らなかったりします。

 快適に移動する手段として、振動や雑音が少ない車の方が良いのかもしれません。しかし車を運転することに喜びを感じる人たちにとっては必ずやそうではないと思います。ワーゲンに乗っているときの後から聞こえてくるエンジン音や、車の振動は心地よく、「今自分は車を運転しているんだ」という気持ちにさせてくれます。現代の車と違い、長時間のどライブは疲れるかもしれませんが、まるで生き物に乗っているかのような、目的地に到着したときの達成感を得られると思うのです。お互いよく頑張ったな、とほめてあげたくなります。
 しかし、そう思っているのは運転している当の本人であって、同乗者はそう思っていない事がほとんどですが・・・。

 改造等で不快な音をたてて走ることには私は否定的ですが、ある程度、聴覚で認識できる音は欲しいものです。歩行者としてもそうですが、運転者としても願うところです。あまりにも快適だと単調すぎて眠くなってしまいますものね。


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