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空見る三角窓

いつかは来るとは解っていたけれど・・・

 ついにこの日が来てしまいました。
 メキシコで生産されているTYPE1が2004年いっぱいまでに生産を終了する事になったようです。最初はkdfワーゲンとして、戦後はフォルクスワーゲンとして実に半世紀以上生産され、世界中の人に愛されたワーゲン。その歴史に幕を下ろすことになり非常に寂しい気持ちでいっぱいです。
 「まだ新車が買えるんだ」
 このことを切り札として親に購入する許しを得ようとした学生時代。私がワーゲンを買うことが出来た要因に新車の存在というのがあったと思っています。新車のワーゲンは大切な存在だったのです。ですからそのニュースを聞いたときの衝撃は本当に言葉ではうまく表現できません。

 私が新車のメキシコ製ワーゲンに初めて接したのは私がお世話になっている車屋さん主催のイベントの時です。そのとき参加していた人で’93年式のメキシコワーゲン(以下メキビ)に乗っている人と仲良くなりました。まだ買って2年くらいしか経っていなかったので非常にきれい。「調子はとても良い」と言うことでした。そのメキビに乗る前に実は彼はヤナセ物の高年式に乗っておりまして、ワーゲンについては私から見れば大ベテラン。その人が言うのだからやはり新車はすごく良い物だ、と思っていました。ですから、もし、今乗っている青空ちゃんが壊れてどうしようもなくなったなら、新車のメキビを次は買おう、そう思いました。

 しかし、その後の調べでメキビには当たりはずれが結構あることを知りました。それに新車とはいえ、基本設計が50年以上も前にできあがっていた車ですから、改良されてるとはいえ限界もあるでしょう。
 現在の安全基準や、排気ガスの規制等、改良ではどうにもならない部分があるでしょうから、生産終了は時代の流れで仕方のないことではあります。ニュービートルが出たから良いではないか?と、いう人もいるかもしれませんが、外観こそ手本に作られているとはいえ、全く違う車です。旧ビートルを手放して乗るには抵抗があります。

 遅かれ早かれ、いつか来る事は解っていたことです。自分に出来ることは少しでも長く青空ちゃんと過ごせるようにがんばるしかないですね。ほかに代わりはないのですから。


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