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デジQ青空ちゃん デジQ青空ちゃん

 現在生産は終了してしまっておりますが、発売当初話題にあがったタカラの超小型ラジコン「デジQ」。せっかくなので取り上げてみることにします。

ラジコンマニアの心をくすぐる素材!?

 私はラジコンが大好きです。小さい頃からトイラジ(おもちゃ屋さん等で売られている、完成品のラジコン)で遊んでいたし、中学に入れば待望のキットラジコンを始め、将来的にはラジコン飛行機を操縦したい!とまで思っていたのです。さすがにラジコン飛行機は操縦ミスをすればへたすれば大破な訳で、それに趣味として親が許してくれなかったこともあり、実現はしませんでした。また、10数年もラジコンに対して情熱的にはなれなかったようで大会に参加したり、休日走らせたりする事は今はほとんどありません。

 しかしながら、ここ数年の間に部屋で遊べる小さなラジコンが続々登場しています。たとえばトイラジメーカーとして有名な太陽工業発売の「ラジ・カン」。アップグレード用のモーターユニットなども発売し、大人心もくすぐる?製品です。当然ながら私はこの「ラジ・カン」のニュービートルを購入。ある野望に燃えていました。それは「プラモデルのTYPE1のボディを換装すること!」当然「計画倒れ男」の異名を持つ私だけに、未だに実行していない・・・。

 そんなさなか、TOMYより超小型ラジコン「ビットチャージ」が登場!友人みゃう氏がいきなり購入し、それを見た私は「こいつにTYPE1のボディを載せられないか?」と思ったのです。それに追い打ちをかけるかのごとく、今度は友人のジムニーマニア、taku氏がこのビットチャージにチョロQジムニーのボディを載せたのです。

 taku氏より現物を見せていただいたのだが、チョロQのボディに合わせるためにシャシーを切り張りし、ボディも相当手を入れなければ載せられないという事でこれではチョロQビートルをきれいに載せるのは不可能・・・。
 そこにタカラよりチョロQサイズの超小型ラジコンを発売するという情報を聞きつけ、「こ、これはもしかするとTYPE1のラジコンを出してくれるのでは?!」当然期待するのが人情という物でしょう。チョロQといえばやっぱりビートルのはず!あのチョロQを題材にしたマンガ、「ゼロヨンQ太」の愛車「マグナム号」はビートルな訳でして・・・。

 ついにデジQ発売。しかしラインナップには「ビートル」ではなく「ニュービートル」・・・。サイズは本当にチョロQサイズなので再販されているTYPE1 1200LEのボディを載せることはおそらく可能。「よし、テジQビートルを作ろう!」実践することにしました。

デジQ TYPE1を作ろう!

 早速ベースとなるデジQと部品取り用のTYPE1チョロQを購入することにしました。チョロQの方はいくつか買いだめしてあったのですが、新たに用意。しかし肝心のデジQがなかなか売っていない。ニュービートル以外の物は結構売っているのだけど・・・。シャシーの形状が各タイプで違う可能性があったのでなるべく形状が近いニュービートルを使用した方が無難だったので、あちこち車を走らせ探し回り捕獲してきました。後から聞いた話ではビッグカメラに在庫していたらしく、そこによれば苦労しなかったのですが・・・。

 制作中の写真は残念ながら撮っていないので文章だけになりますが、簡単に改造ポイントを述べますと、TYPE1のリアウインドーから受光部を外へ出すために高さを調整し、シャシーの前方部が少々干渉するためひたすら削ります。
 ボディはリアウィンドーに受光部を逃がせるようにカットします。そしてモーターユニットがリアと干渉するため、リアフードを切断。フェンダーも干渉するので当たらなくなるように削ります。サイドステップの裏面の肉厚があるのでシャシーと干渉しないように削ります。

 ボディとシャシーを合わせてみるとオリジナルのビス穴だとタイヤとフェンダーが干渉してしまうのでシャシーのビス穴を出来る範囲で後ろに削ります。あまりやりすぎないように注意します。
 フロントタイヤのシャフトは本来ボディ部の突起で抑えているので、TYPE1のボディにもプラ棒で抑えるための突起を作ります。ここまで来れば何とか載せることが出来ます。
 フロントバンパーはオリジナルのチョロQのシャシーについているので切り取り、デジQのシャシーとTYPE1のボディで挟み込みます。そこでまたシャシーとバンパーが干渉するのでシャシーを削ります。逆にバンパー側を削ってはずれないように接着するのも良いでしょう。

 どうも個人的にリアフードがないのが気に入らなかったので、あけた状態にフードを接着。接着剤は一般の模型用では強度が弱いのでプラリペアで止めました。後はリアバンパーをチョロQシャシーから切り離して接着すればできあがり・・・。のはずだったのですが・・・。

人間、欲の出るモノである。

 実際作業をしているうちに「きっと全国で同じ事をしている人はたくさんいるに違いない。」そう思いました。実際お世話になってる車屋のお客さんでも、私が作業始める前にすでにやった人がいましたし、ストリートVWsにも後に記事が出ました。
 「やるなら他の人がやらないことをやろう!」そう、デジQ青空ちゃんをつくることです。
 まず、ダブルバンパーの製作です。模型屋さんで売っている真鍮線を使用しました。スケールモデルだと、もうちょっと太い物を使うところなのですが、ディフォルメされている関係でバランスがいまいちになりそうなので細めの物を使用しました。オリジナルのバンパーは一応プレスバンパーなので角を落として丸みを付けます。オーバーライダーをプラバンから製作します。どうせディフォルメモデルなので形は適当です。バンパーのオーバーライダーを付ける位置をヤスリで削り、瞬間接着剤で仮止め。次にダブルバンパー用に穴を空け、こちらも瞬間接着剤を流し込み仮止め。次に模型材料で売っているレンズセットを利用し適当な大きさの物をフォグランプとして模型用接着剤でオーバーライダーに仮止めします。間違っても瞬間接着剤は使わないでください。透明部品に使用するとプラスティックが白く曇ってしまいます。
 そしていよいよ本接着。強度が必要なのでまたもやプラリペアを使用し、オーバーライダー裏から接着。これでダブルバンパーもオーバーライダーもフォグランプもしっかり固定されます。 リアも同じようにオーバーライダーと真鍮線を接着。

 このままバンパーをボディに固定すれば、ロクナナ風のできあがりなのですが、低年式の特徴であるヘッドライトをどうにかしたい。そこでヘッドライト部を斜めに削ります。適度に傾いたら先ほどフォグランプで使用したレンズセットで適当な大きさの物をフェンダーにエポキシ系接着剤で接着します。瞬間接着剤はもちろんですが、模型用溶剤型接着剤を使用すると接着面が白くなるのでここには使用しません。なるべく裏面も透明さを確保したいためです。

 今度はフロントウインカーを作ります。透明プラバンとかで作ればさらに良いのでしょうが、そんな余裕はなかったのでパテを盛って作りました。
 これで低年式風のラブリーな顔が出来ました。

 リアフードも削って下の方を丸みを持たせ、ライセンスランプの部分も削ってくちばしのような形にします。
 テールランプもオリジナルはビックテールのため、ひたすら周りを削り込み少しでも小さくします。削りすぎると穴が空いてしまうので程々のところでやめます。

 いよいよ塗装です。本当はラッカー系の塗料が塗幕が強くておすすめです。が、在庫していたのはアクリル系だったのでそれで調色。エアスプレーで吹き付けました。この辺はもう普通のプラモデルと同じでコンパウンドで磨いて最後にトップコートを吹き付けて仕上げます。仕様塗料がアクリル系の場合は必ずアクリル(水性)のトップコートを使用してください。万が一ラッカー系の物を使用するとせっかく仕上げた塗装面が解けて台無しになります。ラッカー系の塗装面にアクリルのトップコートを使用するのは問題ありません。

 最後に窓部品を取り付け、フロントバンパーをボディとシャシーで挟み込み、リアバンパーをプラリペアで固定してできあがりです。

 そんなわけでようやく完成!!まあ失敗した部分も数多くありましたが計画倒れ男のわりに良くやったと、ほめてやりたいですね。


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