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・ウインカーレバーの修理

 前から気にはなっていたのですが、ウインカーレバーのクリックが利かなくなって、手で押さえていないとならなくなってきました。そこで昔もやったことあるのですが、ウインカーレバーの修理をすることにしました。

 これは声を大にして言いたい!お約束レベルではありません。何かあっても責任取れませんからね。

注意!
このページを見て真似をしたことで起きたトラブル等は当方では一切責任を持ちかねます。各個人の責任の元で作業してください。

 ステアリングを外します。そして、Cの字になったリングをマイナスドライバーなどでコジって外します。次にレバーの付いた部分を手前に引くと外れますが、中には接点や、レバーを元の位置に戻すためのバネなどが入っていて飛び出てしまう可能性がありますので慎重に外しましょう。
 

 するとステアリングシャフト側はこのような状態になります。3つ電気接点が付いています。ウインガーレバーがすれるところバネが収まるところなどは清掃してグリスを軽く塗っておきます。
 接点も汚れを拭き取り、接点用のグリスを付けます。ラジコンや模型用で売っている物でかまわないと思います。

 外れたレバー側です。レバー復元用バネと接点(下にテンションバネあり)を付けた状態で撮影していますが外すときに取れる可能性があります。
 赤丸の付いた部分が曲がっていて、しかもその板がグラグラしています。そのせいでレバーが保持できないと思われます。
 しかし、昔分解したときはここまでグラグラではなかったような気が・・・。

 曲がった板をラジオペンチなどでなるべく平らにしまして、本当はぐらつきの元であるカシメピンをもう少し打ち込み直して修正、といきたいところなのですがハンマーでちょっと叩いてみたけどほとんど効果がなかったようです・・・。あまり叩きすぎて他が壊れたら困るので止めました。

 修正後です。このように両方の板がきちんと合わさった状態で保持できないとおそらくダメでしょう。こちら側も清掃しグリスを塗ります。当然接点側も清掃、接点グリスを付けますが、接点が収まる部分にもある程度接点グリスを塗った方が、組むときに外れづらくて良いと思います。バネは後から入れるので外して組みます。  

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 さて、ここからが一番難しいところです。このように少し隙間を作った状態でバネを押し込みます。昔作業したときこれを入れるのに1時間以上かかりました。(泣)さすがに2度目なのでそこまでかかりませんでしたが10分か15分くらいだったかな?慣れればもっと速くできるかもしれませんがそんなに頻繁に分解するところじゃないですからね・・・。

 後は最後まで押し込んでCリングを取り付けてスムーズにレバーが動くか、きちんとレバーを動かしたときに保持されるか点検します。問題がなければ、ステアリングを取り付けて終了です。

 ちなみに他のタイプのウインカーレバーはどうなっているか知りません。自分の車しかやったことがないので。もしチャレンジするときは慎重に分解しましょう。当たり前ですが、分解したことで中の部品がどこかへ飛んでしまったということになれば元には戻りませんので。どの部品がどのように付いていたかも確かめながら作業しないと、これまた元通りにはなりません。

 買うとこのタイプだと2万円近くするので、修理できればまたしばらく使えますので助かります。カシメ部分のがたつきが大きくなってきていたので完璧な感触とはちょっと言えないかもしれないですが、かなり快適に作動するようになりホッと一安心です。ガタの部分にうまくスペーサーでも挟めれば良いかもしれません。次回やる機会があったら考えてみましょうか・・・。(いや、出来ればやりたくはないなぁ)


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