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苦しい工作その13-燃焼式ヒーター改良3

注意!
このページを見て真似をしたことで起きたトラブル等は当方では一切責任を持ちかねます。各個人の責任の元で作業してください。


リアシート下キックパネルの加工  最終段階に入ります。右のキックパネル加工です。今回分岐に使用するホース(単体で写真撮るの忘れた)はFLAT4で取り扱っている、エアクリーナーとヒートエクスチェンジャーを繋ぐ黒いホースです。太さが2種類くらいはあるのですが、太い方を使いました。
 内径は約3ミリ強。直接ホースを通すのもいまいちだったので、それより太い塩ビ管接合コネクタが在庫していたので使うことにしました。温度に耐えられるか??でしたが、直接塩ビ管内に温風を通すわけではないのでとりあえず実験で使ってみます。

 ’63年式の初期型まではリアシート下にヒーター吹き出し口がないため、穴を開ける必要がありますが、それ以降の年式ですと加工は必要とは思いますが元々空いている穴を利用する手もあるでしょう。
 ちなみに青空ちゃんの場合、右下の横長の穴の部分に吹き出し口が付いています。当時のオプションかもしれません。しかも右のヒートエクスチェンジャーから分岐して、左右リアをまかなうという、かなり強引な仕様。これにより右前の風力は落ちるのでは?と思うのですが、クーリングファンの機構上右側の方が風量があるそうですよ。

 さてさて、穴を開けるのに何を勘違いしたか、表裏を間違ってしまい、本来開けるはずの場所と反対側に穴を開ける作業をしてしまいました。(苦笑)写真左側に丸く切った後があります。ああ、かっこわるい。グレーのテープ買ってきてごまかすことにします。


キックパネルに吹き出し口を取付の図  使用した塩ビ管はたしか直径30mmの管同士を接合するコネクタを切断したものです。この管の内側にホースを通します。


ヒーターと吹き出し口にホースを接続した図  右のキックパネルを取り付け、ヒーターとパネルにホースを接続します。


完成した吹き出し口の図  吹き出し口に何か見栄えの良いカバーか何かを付けようと思っておりますが、とりあえずこの状態で使用しても問題ないです。

 さて使用実験。氷点下7度の夜に行いましたが、やはり運転席側の風量が減った気がします。当然ですね。でも寒くて耐えられない、という状況ではないので大きな問題ではないでしょう。

 次の日、taku氏とてつし氏を乗せて出かける用があったので感想を聞いてみました。何と日中でマイナス8℃という日でしたが。外の温度計を見た瞬間の感想・・・。

「うわぁ、マイナス8℃なのにこの車、暖かいよぉぅ」

と言うことでした・・・。普通の車は暖かくて当然なのでしょうけどね。良かった良かった。

終わり


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