青空ちゃんギャラリー
キャブレターのオーバーホール その1
青空ちゃんのキャブレターは2022年8月現在、3基目です。我が家にやってきて1、2年位で、お店からキャブの調子が悪いみたいだから交換を薦められ、ブラジルSOLEX 30PITC-3に交換しました。その数年後、キャブ本体の製造上空けられていた穴を塞いでいる部分のフタが外れて、失速。修理が出来ないと言われて同じ物に交換という経緯です。
それから特に調子が悪いということも無く、元気に春夏秋冬走り回っておりました。ただ、恐らく20年位は交換していませんので、自分でオーバーホールをしてみようかな、と思いました。
私は素人なので、正しい作業かどうかはわかりませんが、一応記録として残しておくことにします。
注意!
このページを見て真似をしたことで起きたトラブル等は当方では一切責任を持ちかねます。各個人の責任の元で作業してください。
まずはオーバーホール前のエンジン状態を。
エアクリーナーを外して、キャブとマニホールドを固定しているナットを外すと、キャブが外れます。
このとき、ハーフムーンレンチ13mmがあると、ナットが外しやすいかと思います。逆に無いと大変かも。
燃料ホースと、カットオフバルブと、オートチョークの配線を外すことも忘れずに。
燃料ホースを差し込む部分は、本来圧入されているのですが、抜ける事があるらしく、ネジ山を切った対策品に交換しています。
ビス5本外すと上の部分が外れます。写真ではフロートも外してますね。フロートは、樹脂製の部品が溝にはめることで固定されていますね。
上部部品と下部の本体の間にガスケットが挟まってます。
写真のキャブは実は清掃後のものなのですが(笑)各色丸を付けている、エア補正ジェットや、ボリュームコントロールスクリュー、バイパススクリューを外します。あ、カットオフバルブも忘れずに。
写真には写ってませんけど、裏側にはパイロットジェット2つもありますので外します。要は外せるところは外すって事で。
2022/08/21追加
部品取り用に取ってある2号キャブより。ブラジルSOLEX30PITC-3のパイロットジェットはここに2つあります。
丸付けたボルトを外すと、奥にメインジェットがあります。これ忘れそうになりました。
長くて細めのマイナスドライバーを使って外します。ボリュームコントロールスクリュー廻すときに使うドライバーが良いかと思います。
写真では写していませんが、オートチョークや、バキュームや加速ポンプ用のダイヤフラム等も外しちゃいましょう。
今回使用したオーバーホールキット。本当はハイクォリティーキャブレターリビルトキットという製品か、BROSOLのストックキャブレターリビルトキット辺りが良いのですが。車屋さんに聞いたところ、そのときの入荷によって品質もまちまちとの話で、今回入荷している製品は「まあまあ」とのこと。その話に載っかることにします。
後はキャブレター本体をジャブジャブとキャブクリーナーを使って綺麗にしていきます。外したジェット類も穴にキャブクリーナーを吹き付けて、別容器にクリーナー液に漬け込んでおきましょう。
清掃して乾燥中の写真。
もちろん上の部品も清掃します。穴という穴にキャブクリーナーを吹きかけて清掃しましょう。